新潟県長岡市の司法書士事務所

アドリテム司法書士法人

利息計算ソフト

ソフトのダウンロード

これはフリーソフトです。ダウンロードやご利用に際し事前にメールは不要です(事前にメールが必要なのは、転載する場合です)。

Ver.3.94のダウンロードサイトをVECTORに変更しました。下記リンクよりVECTORのサイトへジャンプします。VECTORからダウンロードしてください。Ver.393は下記より当サイトでダウンロードできますが、古いバージョンですので、お勧めしません。

ファイル名 内容 説明
risoku394.exe EXCEL用利息制限法引直しテンプレート (Ver.3.94) EXCEL2007~対応版 ファイルの説明はここ
risoku393.exe EXCEL用利息制限法引直しテンプレート (Ver.3.93) Ver.3.94で不具合の出る方はこちらをご利用ください

利息計算ソフトのよくあるご質問

当初よりサポートはしない方針でしたが、連日のように問い合わせが来て業務に支障を来している状況なので、このようなものをまとめました。

下記をよく確認してそれでもわからない場合は、利息計算ソフトを使用しているパソコンに詳しい方に質問して下さい。申し訳ありませんが、不具合報告(いわゆるバグ)と要望以外のお問い合わせには、一切応じられません。また不具合報告は必ずメールに問題のファイルを添付して送って下さい。電話やFAXでは検証ができません。

Q1ダウンロードしたファイルを実行しても動作しません
A1ファイルは圧縮されているので、実行すると解凍画面が表示されます。適当な場所を指定してファイルを解凍し、解凍したファイルを実行して下さい。その際説明書も解凍されますから、必ずそれをよく読んでから使用して下さい。
Q2入力してボタンをクリックしても、+のようなマークが出て実行されません
A2マクロが有効になっていません。説明書やダウンロードページにあるとおりに操作をして、マクロを有効にして下さい。
Q3パスワードを聞いてくるので教えて欲しい
A3マクロが有効になっていません。説明書やダウンロードページにあるとおりに操作をして、マクロを有効にして下さい。
Q44行までしか計算できません。入力できません
A4データは、データ入力画面で入力してから、「データ反映」ボタンをクリックして下さい。計算書画面で入力しないで下さい。
Q5損害金の計算が合いません
A5平成12年6月1日より利息制限法が改正されています。遅延損害金の上限利率も同日を境に変更されました。同日を境に、その前日まで存在した元本と同日以降の追加借入元本とを区別して、別々に損害金計算をしてそれを合算した金額を表示しています。
計算式 (H12.5.31以前の残元本×旧損害金利率×遅延日数÷365)+(H12.6.1以降に追加貸付を受けた残元本×新損害金利率×遅延日数÷365)
Q6過払金の利息を追加貸付元本に充当する計算ができません
A6水色のボタンは現在の状態を表しています。ちょっとわかりにくいのですが、当初そのような設定にしてしまったため現在もそのままにしています。過払金の利息を追加貸付元本に充当するには、「過払利息は充当せず」になっている水色ボタンをクリックして「過払利息を元本充当」という表示に変更する必要があります。
Q7過払金の利息を追加貸付元本に充当した場合に、未充当過払利息の合計額が合いません
A7データ入力画面のO1セルに記載されているソフトのバージョンを確認して下さい。3.83あるいは3.831になっていないでしょうか。データの最後が借入で終了している場合、最後の利息が未充当過払利息に反映されないというバグがあります。必ずバージョン3.9以降を使用して下さい。なおその際再度入力する必要はありません、すでに入力してあるデータをコピーして、新しいバージョンのデータ入力画面に貼り付けてください。
この計算は複雑ですので、もしバグの指摘をするときには、まずは正しい数字をよく考えて計算して下さい。計算の理屈がご自身で理解できない方は、裁判に耐えられませんので過払金の利息は充当しない計算を利用するべきかと思います。
ご自身の検証の結果、バグであることに間違いがない場合は、どこがどのように合わないのか指摘のうえ、該当のファイルをメールで送って下さい。
Q8途中で#VALUE!と表示され、計算されません
A8データ入力画面で入力されたデータに制御文字やスペースなどの目に見えない文字が入力されている時に発生します。
#VALUE!が発生している行の日付をメモして、データ入力画面に戻り、その日付の借入額・返済額・遅延日数のうち空欄になっているセルを選択して、BSキーなどでデータを削除して下さい。そのうえでデータ反映を行うと正しく計算されます。
これはデータをOCRなどでこのソフトとは別に作成して、データ入力画面に貼り付けたような時に発生します。画面上では異常がないため、ソフトの不具合と勘違いすることが多いのですが、データの問題です。
Q9利息計算は年365日計算としたうえで、過払金の利息計算のみ閏年に対応させてほしい
A9 過払金の利息計算には特約が存在し得ないので、原則通り閏年計算するべきであるとの考え方によれば、このとおりに計算できないとおかしいことになりますが、現状では対応していません。
表計算の性質上過払利息だけ閏年計算を考慮することは現在の仕様では不可能です。 理由は、閏年前年の12月31日をまたぐ日の計算を残元本計算の利息計算ではこれを無視するのに対し、過払利息のみ12月31日で計算を区切る必要が生じるためです。
どうしても計算するには計算書の数字を手入力してもらう必要があります。閏年前年の12月31日をまたぐ日の過払利息計算のみ、変則的に2つに分けた計算を合算表示します。これは手計算して、無理矢理数字を入力します。
例えば1999/12/20~2000/1/10の過払利息計算を考えると
 1999/12/20~1999/12/31 分母を365で計算
 2000/1/1~2000/1/10 分母を366で計算
このように計算する必要があります。一方元の残元本利息計算はこれを区切らず
 1999/12/20~2000/1/10 の期間を分母を365で計算しています。
となると
 1999/12/20~1999/12/31 分母を365で計算
 2000/1/1~2000/1/10 分母を366で計算
を合算して表示すれば過払利息の閏年計算対応が可能になります。
但し画面上閏年の区切りである12/31が入らないため、合算表示していることを何らかの方法で、訴状で現す必要があります。さらに閏年部分は、計算式の分母を365から366にして出た数字を統べてて入力するしかありません。計算式を直す方法もありますが、シート上非表示にしてある計算式を修正するのは、かなりエクセルの知識がないと不可能ですので、説明はできません。
そして閏年から平年に戻る12月31日をまたぐ日の過払利息計算を、変則的に2つに分けた計算を上記と同様に行い合算して数字をシートに手入力します。

これで理屈のうえではできますが、複雑な作業のため、あまりお勧めすることはできません。次のような方法で、訴訟上の対応をした方がよいと思われます。

  1. 利息計算を最初から閏年計算する。
    利息計算を年365日日割計算とする特約があったとしても、それを無視して閏年計算をします。
    閏年なのに平年と同じ計算(つまり分母を365とする日割計算)をするとわずかですが、閏年計算(分母が366の日割計算)よりも利息が高くなります。これは利息制限法に違反するという考えが成り立ちます。特約が強行法規たる利息制限法に優先するのはおかしいので、例え年365日の日割計算の特約があっても、利息制限法引直計算では適用できず閏年計算をしなければならないという考えがこの根拠になります。
  2. 業者との合意が閏年計算をしない年365日計算であれば、それを元にした計算は派生する過払利息をも拘束すると考えるのが合理的であると主張し、閏年計算をしない。もっともこれは1と矛盾する考えになりますが。
Q10最初から過払金の利息を追加貸付元本に充当する計算にして欲しい
A10ダウンロードした状態は、過払金利息を貸付元本に充当する計算をしていません。当初からそのように計算したい場合は次のようにして下さい。
ファイルを開いて何も入力しない状態で、計算書シートを開いて「過払利息は元本充当せず」になっているボタンをクリックすると元本充当する設定になります。そして画面を必ず入力データシートに切り替えてから、名前を付けて保存を実行します。ファイルの種類をテンプレートに変更します。そしてファイル名「利息計算XXX.xlt」(何でもいいのですが前と同じファイル名がいいでしょう)を指定して、保存します。 これで設定を変更したテンプレートファイルができあがります。
同様に最初から閏年の計算をする設定や、過払利息を計算しない設定も行うことができます。
Q11印刷実行後ボタンが左端に移動してしまう
A11EXCEL2002において、印刷実行後ボタンが左端に移動してしまう不具合が一部報告されています。原因はEXCEL2002にあるようです。MicrosoftのOffice UpdateからEXCWL2002のアップデートファイルをダウンロードしてインストールして下さい。これで解決するようです。
Q12EXCEL2007以降のバージョンで保存後、再度ファイルを開くとボタンが動作しない
A12EXCEL2007以降では、ファイル保存時に[Excel 97-2003 ブック] (*.xls) ファイルとして保存してください。それ以外の形式、例えば[Excel マクロ有効ブック] (*.xlxm) 等で保存するとボタンが動作しなくなります。
Q13閏年計算をONにしても正しく、平年と閏年の境目に、12月31日が挿入されない。正しくない年に挿入される
A13 取引の間が1年以上空くことは想定されていなかったので、起こる現象です。閏年をまたいで1年以上取引が空くと発生します。
この現象は手入力で正しい利息計算をさせることで、回避することができます。元々1年以上空いた場合は、本来1年間は年利計算させなければなりません。

まず日数が365(2/29を挟むときは366)を超えている所を探します。例えば、H10.11.30時点でいったん完済し、その後取引が中断し、H13.2.1に再借入れをした場合があったとします。
H10.11.30 H13.02.01 この間の日数794

日数が794日ですから、365を超えています。まるまる1年計算をするために、
H11.11.30
H12.11.30
をデータ入力画面で追加入力します。
そして閏年計算をONにしてもらうと
(取引日) (日数)
H10.11.30  23
H11.11.30  365
H11.12.31  31
H12.11.30  335
H12.12.31  31
H13.02.01  32
となります。このように処理すると、閏年計算のH12.12.31も正しく自動ではいります。

なお利息計算に詳しい方は、H12.11.30は不要ではないかという疑問があるかと思います。確かにより日付の区切りを少なくするとすれば、H12.11.30は不要ですが、閏年計算のON,OFFをする場合、この日付が残っていないと正しく動作しません。
H12.11.30が入っていても誤った計算式ということではないと思いますが、気になる場合はH12.11.30を削除してください。

Q14遅延日を入力すると過払金の利息が正しく計算されない
A14不具合です。申し訳ありませんが遅延日を入力するのは避けてください。どうしても遅延損害金計算をしたい場合は、本来の支払日(その日には返済は入力しません)と本当の支払日を入力して、本当の支払日の利率を遅延損害金利率に入力し直して下さい。こうすることで遅延損害金も、過払利息も正しく計算されます。
Q15エクセル2007以降のバージョン(Ver.3.84を使用)で、以前作ったファイルが動作しない
A15Ver.3.83以前のバージョンのファイルをエクセル2007以降のバージョンで動作しようとしても動作しません。古いバージョンのファイルでもデータ入力画面は開けますので、データ入力画面のデータをコピーして、Ver.3.84ファイルに貼り付けてエクセル2007(あるいはそれ以降のバージョン)で保存し直してください。
 

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