株式会社エフエムシーから回収を請け負ったとする弁護士事務所から、ぷらっと→クラヴィス→エフエムシーと流れてきた債権の請求が届いている方がいます。
エフエムシーがクラヴィスから債権譲渡を受けたとするのは2014年6月と公表されています。クラヴィスが破産したのは2012年7月ですから、その頃から支払をずっとしていない方が多いのではないかと思われます。
5年間(判決等がとられていたとなら10年のこともあります)取引がなければ消滅時効が成立していますので、今回請求を受けても消滅時効の援用(主張することです)をすれば、債務は消滅します。つまり支払う必要はありません。
びっくりして連絡をすると消滅時効の説明はされず、支払いの約束をしてしまう事が多いです。約束をすれば債務を認めたことになり、消滅時効が振り出しに戻り、主張できなくなるおそれがあります。
すぐに問い合わせ先に連絡するのではなく、別の第三者専門家に相談をしてください。消滅時効を主張できる場合は消滅時効の援用をしましょう。
なおエフエムシーは、旧クラヴィスに限らず、ほかの業者からも債権譲渡を受けているようです。それらも消滅時効が成立している可能性が高いです。